俺物語の実写劇場版を見たんだが、永野芽郁があんなにかわいい人だとは思わなかった話

 

俺物語‼という漫画があるんだが、

今さらながら実写化された映画、見ましたよ~。

 

『俺物語‼』とは

 

常人離れした身体能力と行動力、仁義と正義感にあふれ、純情で不器用な高校一年生・剛田猛男。同性からは慕われる男の中の男だが、異性には全く好かれない、いかつい顔とごつい巨体の持ち主だった。彼がこれまでに好きになった女子たちは、クールで秀才でイケメンの親友・砂川誠を好きになっていた。

ある日、猛男は電車で痴漢に遭っていた女子高生・大和凜子を助け、猛男は大和に一目惚れする。後日、お礼に訪れた凜子の様子から「彼女もまた誠を好きになったのだ」と察し、誠と大和の恋を成就させようと体を張って奮闘する。しかし、凜子が想いを寄せる相手は砂川ではなく、猛男だったのだ。誠の協力もあり、思いを確かめた猛男と大和は、恋人として付き合うことになる。

その後も、初デートや、ピクニックでの遭難、友人達との海水浴、ファーストキス、クリスマス、バレンタインデー……などのイベントを通して、二人は少しずつ距離を縮めていく。しかし、他県で一人暮らしをしている大学一年生の誠の姉・砂川愛が実は猛男を好きだったり、猛男に想いをよせる恋のライバル西城まりやが現れたり、幼稚園の頃から誠のことを想い続けていた天海悠紀華の片思いなど、周囲の様々なエピソードを通して、二人の不器用な恋模様が描かれていく。

20210831引用元 俺物語!! - Wikipedia

 

確かアニメで全話見た

 

 

映画を見ながら、「なんか俺ストーリー知ってるな…」とデジャヴを感じていたら

そういえば深夜アニメであってた時に見ていたんだった。

ストーリーは不器用だけどまっすぐで強い男の

コテコテ感あふれる話なんだけど

主人公、猛男のキャラも相まって

安心感ある展開が安定して面白かった。

 

実写映画化を見て

 

展開はほぼアニメと同じだが、

漫画前半の猛男と凛子が付き合うまでの気持ちのすれ違いで構成されている。

 

いや~、永野芽郁ちゃんですよね。

2015年の映画を今さら見といてなんなんですけど、

永野芽郁ちゃんが凛子にえらくハマってまして。

というか、今までそんなに興味をそそられる事自体がなくて

UQモバイルのコマーシャルなんかで見ても

まあ、末っ子感あるある~みたいな感想しか持ってなかったんだけど。

 

この映画での破壊力はすごい。

というか、永野芽郁ってこんなに可愛かったんだ‼という状態ですよ。

もうあの、全面笑顔がキャラに相まって愛しいですわ。

守ってあげたい気持ちが満載になるんだけど、

受け身に見えて能動的なキャラでかなりの努力家?

突っ走っちゃうタイプかな?

そういう意味では猛男と同類ですな 笑

 

猛男役の 鈴木亮平さんもすごいね

あの体格よく作りましたわ。

まあ、特殊メイクの技もあるんでしょうが、この映画以外にも

役に応じて体重や体格を増減させて挑んでいる役者さんで

もうそう言う意味でもある意味、猛男的ですよね。

 

砂川君はだったけどアニメではかっこいいクールなイケメンだったけど

実写映画では、坂口健太郎さんが演じており

どっちかっていうと可愛い顔でしたな 笑

 

映画の中身も演出がコテコテで、わかりやすい笑い処なんかを作ってくれて

単純に頭パーの状態で楽しくご機嫌に見れる映画でよろしいですわ。

でも、そこまで説明的でなくて、演技で見せる映画でもありーので、

 

最初に凛子が猛男にお礼を言うシーンで、猛男がかっこよく見えすぎて恥ずかしくなり、目線を逸らして(当時の凛子の心理状態的に)見やすい砂川を見てしゃべってしまう時

 

猛男の顔がアップになり、そこでハッと

「ああ、自分がかわいいと思ったこの娘も、砂川に惹かれているんだなあ」と勘違いするシーン

口頭やモノローグでの説明が一切ないんだけど、

鈴木良平さんの演技や演出の間なんかで表現してて

舐めたつくりをしている訳ではないんだなあ、と思った。

コテコテイコール、手抜きなんて思ってんじゃあねえよ、と。

まあ、そこが映画の醍醐味だから当たり前っちゃあ当たり前なんだけども。

 

なぜ、好きと言わない?




で、この映画を見ていて思ったのが、

これって凛子が猛男にもっと早く「好きです」って言ってればもっと早く付き合えてたよね。ってとこですよ。

だってあんなに、商店街に聞いて回ってまで猛男の好物をリサーチしたり、お菓子の作り方を研究したりして

会う度にあれだけ作って行く能動的なキャラクターなのに

なぜ言わない?

それが乙女心って言われたらそりゃ終いだけど。

 

あの猛男だぞ?

自分に嘘つけるような性格ではないと理解を深めるはずなのに

目を見れば好きだとわかるはずじゃん!

おいおい、凛子、なに不安になってんだよ。

 

なんて思ってたんだけど、

凛子には猛男が相当なイケメンに見えてる、って事を忘れていた。

女子が猛男に目もくれず砂川くんに目が行く事と同じように

あの映画のステレオタイプなイケメン格差世界観の中でさえ

凛子にとっては、

「自分がこんなに魅力的に見えるんだから彼女が居てもおかしくない」という心理状態になっているんだろう。

 

つまり、観客からすれば、わかりやすく両想いのすれ違いだとわかるんだけど

猛男のキャラクターがそれを気づかせない面白い構造になっている。

だからコミカルで、だから切ない。

 

 

まあ、個人的には付き合ってからの展開の方が好きなんだが、

それは脳内保管ということで、

永野芽郁ちゃんが猛男とキスするシーンでも妄想しましょうかね 笑

コメント